浅岡節夫 95歳ハッピーバースデイリサイタル

  5月6日㈬・㉁、浅岡節夫さん(富山県オペラ協会名誉会長・声楽家)の95歳の誕生日を記念したコンサートが、富山市民プラザアンサンブルホールにて開催された。
 プログラムは4部構成。浅岡さんはシューベルトの歌曲をはじめ、滝廉太郎の名曲『荒城の月』、日本の名歌など全14曲を力強いバリトンで歌い上げ、会場を埋め尽くした聴衆からは盛大な拍手が送られた。富山中部高校の教え子たちも演奏や歌声で華を添え、祝賀ステージでは富山県オペラ協会有志、浅岡会合唱団が「乾杯の歌」(「歌劇 椿姫」より)で晴れやかに浅岡さんの誕生日を祝った。
 14歳の時に東京と富山で二度の空襲に遭い、音楽の世界へと導いてくれた兄が戦死。当時、打ちひしがれた思いで自ら作曲した『幻滅』をアンコールで披露した浅岡さんは、「音楽は心でしか作れない」と心境を吐露した。
 二度の脳梗塞に見舞われ、車いす生活となりながらも、毎年精力的にコンサートを続ける浅岡さん。7月5日㈰には「滝廉太郎研究会コンサート」、7月26日㈰には「浅岡会夏のコンサート」が予定されている。

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