浅岡会2025 夏のコンサート 戦後80年 教え子たちとともに、鎮魂と平和への祈りを込めて歌う

  6月22日(日)、「浅岡会2025 夏のコンサート『平和を祈る』」が富山県教育文化会館で開催された。
 「浅岡会」は富山中部高校でコーラス部の顧問を務めた浅岡節夫さん(富山県オペラ協会名誉会長・声楽家)と教え子たちで11年前に結成し、定期的にコンサートを行っている。
 今年は富山大空襲から80年経つことから、「平和への祈り」をテーマに、混声合唱のためのカンタータ『土の歌』(作詞/大木惇夫 作曲/佐藤眞)をメインプログラムに選曲。4月に94歳を迎えた浅岡さんは、東京と富山で空襲に遭い、焼夷弾から逃げ惑った辛い体験を教え子たちに伝えながら、歌の指導を行ってきた。
 平和への思いを込めて歌う浅岡さんの姿を捉えようと、各テレビ局から取材カメラも5台詰めかけ、節目にふさわしいコンサートとなった。

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