Vol.3 なぜに英会話?
月刊グッドラックとやま編集部スタッフ。桜終了後の松川の魅力も知って頂きたいと《まちなか水辺遊び》と題して、2018年からさまざまなイベントや企画便を開催。富山地域通訳案内士。富山市在住歴20年。1児の母。
【親子企画:船上英会話:船から観た景色を英語で言ってみよう!】これを企画していたのは2018年のことで、まだ《まちなか水辺遊び》の取り組み名すら考えていなかった頃です。
私もそうですが、娯楽には〝非日常性〟に価値を置いてお金を使いますよね。県外に旅に出たりして、そのための投資なら思い切ります。ですので、地元の方に「緑の松川もいいよ!」って関心を持っていただくにはひと工夫も、ふた工夫も要ると感じていました。日常生活で見慣れている景色だから。ではこの見慣れた景色を、新鮮な目で見るにはどうしたらいい? 当時我が子は小2。親として子供に少しでも英語に触れてほしい、関心を持ってほしいという親のエゴがある頃でしたので(笑)、英語を介することで何か新しい発見ができるかも!と思いつきました。県内各地で子供たち向けに英会話レッスンを展開されているエリックさん・宮さんご夫妻に相談して、企画が固まっていきました。 「船長・川岸・市役所・カラス・アオサギ・鴨・うぐい・魚のえさやり・橋はいくつ?・彫刻」などなど、これらを英語で言ってみよう!ってなったら、結構、ウッと詰まって言えないものです。けどこの企画、考えてみるとこの国際社会の世の中で、自分達の街を英語で話せるようになる、そういう第一歩になる企画では?とも思いました。
とにかく、水上企画はこれでOK。ひとつの企画で、水上と陸上の両方の良さを味わっていただける企画にこだわっていたので、では、陸上=茶屋をどう楽しんでいただくか。エリックさんは、ワールドツアー等、歌手としてハードなスケジュールを長年に渡りこなしておられ(実はこちらが本業)、体調に合わせて綿密に調整したデトックスウォーターを飲んで体調管理をされていると知り、デトックスウォーターの作り方を習うことにしました! 100均のプラボトルにシールを貼ったりして、おのおのマイボトルにも仕上げました。こんな風にして《まちなか水辺遊び》第一号イベントは企画されたのでした。