7. 街路樹
街路樹は、排気ガスが吹き付ける過酷な環境の中で、同じ種類の木が一定の間隔で植えられ、小さな植樹桝の中で生きている。私が市役所に出向していた頃、街路樹を管理する部署では、毎年削減される維持管理費の中で、やむを得ず樹木の強剪定が行われていた。葉も枝も刈り込まれ、丸裸になった姿を見て、何のために木を植えているのかと思った。
もちろん安全管理は必要だ。繁茂すれば標識が見えなくなり、枝が電線にかかれば断線の恐れがあり、樹齢が高くなれば倒木のリスクも生じる。落葉は迷惑がられ、鳥が集まれば鳴き声や糞が問題になる。成長した根が舗装を持ち上げれば、歩道は凸凹になり、歩きにくくなる。しかし、根を張り、枝を伸ばし、葉を落とし、鳥や虫が集まることは、木にとってはごく自然な営みである。私たちは都市の中に緑を求めながら、街路樹が自然らしく振る舞うことには、不寛容だ。























