夢は、100年後の社員も輝いている会社にすること

河上金物株式会社 代表取締役社長
河上 森 さん

 大学院修了後、小田急電鉄に勤務していたが、結婚を契機に、妻の実家の会社を引き継ぐ決断をした河上森さん。その決断に至った思いや、取り組んでいること、将来への展望を聞いた。

 

 「妻は河上彌一郎会長の三姉妹の次女で、結婚当初、義父の会社の経営については『長女が継ぐもの』と、自分には無縁の話だと思っていました。一度ご挨拶にと富山を訪れた際、義父の運転で案内されたのは、想像していた『街の金物屋』とは程遠い、広大なリース資材のヤードでした。その規模に圧倒されると同時に、河上家として会社を守っていくことは並大抵の覚悟ではできない、と考えるようになりました。いくらでも人の代替えが可能な大企業ではなく、心ある誰かが継承しなければ歴史が途絶えてしまうかも知れない中小企業で、『自分の人生をお役に立てたい』という私の決断を、義父も深く受け止めてくれました。その一心で、この世界に飛び込んだのが2013年4月。結婚から約2年後のことでした」


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