数々の著名な銅像制作に携わる
彫塑(ちょうそ)家
熊谷 友児 さん

現在、松川遊覧船のりば「松川茶屋」内の記念館に置かれている滝廉太郎の青年像を、今から34年前に制作された熊谷さん。米軍厚木基地前に設置されたマッカーサー像や、2024年に名古屋大学豊田講堂に設置された豊田章一郎氏の胸像も手がけている。これまでのエピソードを聞いた。
「豊田章一郎さんの胸像を作るにあたって、会社の人といろいろ話をさせていただいて、中間で仕上がった時に近しい人に見てもらって了解をもらい、その後、粘土原型を東京に運んで、豊田章男会長に見ていただきました。左目だけをちょっと大きくしてほしいと言われて、1ミリか2ミリぐらい直したら、それでOKをもらいました。除幕式に私も行きましたが、その時にも、私が原型を持って行って見てもらった時の感想や、直してもらった時のことを言ってくださいました。威張るようなところが一切なく、笑顔でとても話しやすいお人柄が印象的でしたね」と当時を振り返る。























