富山大空襲 被災者漂流無縁仏供養地蔵尊(氷見市島尾海浜公園)

昭和50年、30年忌に当たり、建立

 

 以前、氷見市島尾海岸に富山大空襲で亡くなられた方の遺体が流れついた場所があると新聞で読んだことがあり気になっていましたが、たまたまマップを見ていて発見し、氷見線に乗って出かけてみました。

趣 意 書(案内板より)
昭和二十年夜半、東南の夜空は夕焼けの様に真赤でした。
私達の上空では、サーチライトの光芒に小さい機影を見せて、B29の編隊が何度も富山市の方に向かっていきました。
富山市の大半が焼き払われ、二、二七五人の無辜の市民が無残に焼き殺された、富山空襲の遠い夜影でありました。
それから数日、劫火に追われ、川に逃がれて甲斐なく溺死した人でありましょう、この海岸に点々と漂流死体が打ち上げられました。生まれたばかりの嬰児をしっかりと胸に抱いた若い母、十二・三才の姉と、六・七才の弟と手を縛りあわせた寝巻姿のいたいけな骸に涙しながら、村の古老達が、近くの松の根方に懇ろに葬りました。
それから毎年八月一日、この不幸な無縁仏に、野花を伴えて供養をいたしておりますが、国泰寺管長・稲葉心田老師の御激励と、地元有志の協力を得まして、本年三十年忌に当たり、地蔵尊を建立いたしました次第であります。
御芳志を賜りました多数の皆様のお心を念じまして、永く供養したいと思います。 
 昭和五十年八月一日

 

▼立派な地蔵尊です

▼海のすぐそばにあります

▼能登半島が見渡せます

▼海浜公園入口に立つ案内板

▼古い案内板もありました

 

 

 

 

 

 

おすすめ