Mission

人が元気・街が元気
Good Luck とやま

私たちのミッション

 

1.「〝精神 Spirit〟と共に」
 月刊グッドラックとやまは、1920年代アメリカで誕生した家族向けの雑誌
「Sunshine Magazine」の編集理念に感銘を受け、1977年に創刊しました。

 「Sunshine Magazine」の編集理念とは、”Goodwill”善意。【善意とは… ビジ
ネスはもちろん、あらゆる分野の“成功・達成・成就”の源泉である】という信
念の基、「幸福の本流とは何か?」を問い続ける良質な記事で誌面は埋められて
いました。

 〝行動の源泉〟に焦点を当てた雑誌の在り方に感銘を受け、月刊Good Luck と
やまは、「読者の皆様に〝心の糧〟をお届けする雑誌であり続ける」ことを理念
とし、現在に至ります。

 創刊時「Sunshine Magazine」と提携し、翻訳して掲載した記事を、現在も誌
面に織り交ぜながら、また同時に、県内各界でリーダーシップを取って活躍し、
富山の「今」と「未来」を牽引されている方々のスピリット・人となり・行動の
源泉に何が在るのか…に主眼を置いたインタビューを積み重ね、その数は1,000
人を超えます。富山のこれからの地域振興・私たちの幸福の本流に示唆をご提供
できる、インスピレーショナルなタウン誌であること。創刊当時の理念からブレ
ることなく作り続ける誌面は、素朴ながらも、おかげさまで長年のご支援を賜
り、また積み重ねて来たトップインタビューは、単行本『富山の社長』シリーズ
として多くの方々の手に取って頂いております。

 

2.「民間・市民からも街づくりに参加」
 取材を通して様々な声を耳にするようになり、「富山には何もない」「県外か
らのお客様を高山へ案内した」(創刊当時)など、郷土に対する満足感の低さに
気づいた弊誌発行人 中村孝一は、創刊から程なくして、誌面の企画として、県
内の政界・経済界・各界のリーディングパーソン・市民の皆様方らと座談会を重
ねるようになりました(その模様は巻頭特集で発信し続けております)。
 〝誇れる街づくりは、行政頼みにするのではなく、我々民間・市民も自ら積極
的に考え行動し、その一翼を担うのだ〟という自立の精神で議論し、共に行動に
現して参りました。座談会で度重なって登場して来たキーワードを基に、「滝廉
太郎研究会」発足や、「富山音楽祭」を開催、現在も継続しております。

 

3.「松川水辺を通して 地域振興に貢献」
 積み重ねて来た座談会の中で、もうひとつ際立ったキーワードが「松川」でし
た。富山市中心部を流れ、旧神通川・富山城の天然の外堀であったこと、富山市
民の治水対策の最大の課題であったこと、富山大空襲の際、多くの人々の生死を
分けた場であったこと…など、富山は神通川・松川なくしては語ることができま
せん。座談会で議論を重ねた結果、この松川に遊覧船という新たな物語が誕生し
ました(創業1987年)。浚渫や、乗り場・土手・茶屋・テラス・リバー劇場が整
備され、街中の水辺憩い空間、賑わいの場、そして観光地として発展してきまし
た。

 〝松川(遊覧船)=桜=観光〟の視点のみで捉えられてしまうことが多いので
すが、ここは地元住民の日常でもあり、歴史・文化、そして何より、郷土愛・誇
りの一つです。街が文化的に豊かであること…〝ここにいて幸せ〟と思う人が増
えれば、そんな街は、県外国外から見ても魅力的です。私たちは座談会を通して
頂いた松川とのご縁から、この松川水辺空間を通して、地域振興にどう貢献でき
るか多方面から考え、挑戦し続けています。

*富山市観光スポット合同取材会「水の都とやま取材の旅」(1996年〜)開催
*リバーフェスタとやま開催
*水の都とやま推進協議会 設立