カテゴリー: 地域の雑学

神通川治水を完成させた第三次改修事業

 かつて、何度も大洪水が発生した神通川。近年、ゲリラ豪雨が増え、今後のことはわからないものの、現在では余程の大雨が降らない限り、神通川が溢れる心配はなくなった。今回は、明治時代の治水事業につい...

神通川の御猟場〔ごりょうば〕

 神通川では、鮎・鮭・鱒が多く捕れたため、戦前には皇室の「御猟場」(皇室専用の狩猟場)にも指定されたという話をお聞きになった方も多いだろう。今回は、このことについて深堀りしてみよう。  『神通...

富山市 本丸亭(富山城址公園内)

 富山市本丸亭は、茶室「碌々亭」と、増築棟の総称。「碌々亭」は当初、明治時代中期に飛騨高山の永田家に建てられたが、昭和23年秋に実業家で茶人でもあった佐藤助九郎(助庵)が譲りうけ、富山へ移築さ...

七軒町排水ポンプ場(富山市)

 松川べりの七軒町付近を散歩していると、「七軒町排水ポンプ場」と書かれた白い施設が目に入ります。以前から気になっていたので、今回、富山市上下水道局に問い合わせてみました。  それによると、合流...

いたち川の段差と舟運復活の夢

 かつて神通川が蛇行していた頃、富山城そば(木町の浜)と東岩瀬湊(今の富山港)の間を帆掛け船などが数多く往来していた。その舟運を復活させたらいいのではないか、というアイデアは多くの人々によって...

萬霊塔(いたち川 千歳橋下流 右岸)

江戸時代、大火で亡くなった人々の霊を慰める  天保2年(1831年)、4月12日の正午過ぎに富山の街で火災が発生。南からの季節風が強く吹いていたため火は瞬く間に燃え広がり、富山の街のほとんどが...

富岩運河の地下を横切るサイフォン

 県内でサイフォン式の用水と言えば、魚津市の東山円筒分水槽や牛ヶ首用水の2カ所のサイフォンが有名ですが、富山市の中心部、富岩運河(木場橋のすぐ下流側)にも地下を通って横切る用水があります。案内...

松尾神社(富山市布瀬町南)

シダレザクラが美しい  松川へ、土川から浄化用水を導入する「松川浄化用水導入施設」の近くにある松尾神社。春には、シダレザクラが美しく咲き誇る。  ちなみに、全国にある松尾神社の総本社は京都市西...

舟橋―旧神通川船橋を偲ぶ4枚の絵(写真)

 松川(旧神通川の名残り)に架かる「舟橋」の4つの親柱に、旧神通川船橋のそれぞれ異なった古絵図や古写真が金属に加工されて埋め込まれている。これは、この場所に船橋が架けられていたことによる。  ...

諏訪社(富山市諏訪川原)は富山城西の搦手を守った神通川の水神「大将軍」にちなんだ「大将軍淵」の後身?

 『神通川と呉羽丘陵 ふるさとの風土』(廣瀬誠著、桂書房)には、神通川と呉羽丘陵を中心に富山の歴史がわかりやすく書かれている。その中に「神通川と富山城」という項がある。それによると、かつて富山...

柳町天満宮 於保多神社

 富山市柳町の於保多神社は、創始が弘長3年(1263年)と古い。菅原道真を祭り、後に富山藩祖前田利次、2代藩主正甫、10代藩主利保を合祀した。宝物には菅原道真公筆三社託宣書、菅公渡唐絵像等があ...