中心商店街を活性化したい

総曲輪三丁目地区市街地再開発組合 理事長 / 金川歯科医院 歯学博士
金川 直博 さん
Naohiro Kanagawa

 2006年に閉店し、長く空きビルになっていた富山市総曲輪の富山西武跡地の再開発事業の工事が、昨年暮れ、いよいよ始まった。2019年3月までに、1〜5階に商業・業務施設、6〜23階にマンションが入る、高さ約85m(中心商店街で最高層)のビルが完成する。敷地面積は約3,800㎡。中心商店街が活気を取り戻すきっかけとなることが期待される。
 「富山で戦後第1回目の再開発というのは、実は、1976年にオープンした旧富山西武なんです。今回の事業は、再開発した場所をもう1回再開発する再・再開発として、国の第1号に位置づけられました」と再開発組合理事長の金川さん。
 金川さんは、繁華街が劣勢に転じた理由は、直接的には商業集積の減衰と駐車場問題であることを認めつつ、繁華街を近くで支えていた様々な公共財が建て直しを機に分散し、賑わいと利便性を繁華街から削いでいった事実もあるという。
 「再開発を成功させる為には、公共財と公共機能をもう一度再集中・再結集させることが必要です。一方、市民自身にも、自分達のアイデンティティである、かけがえのない街を守るんだ、という行動様式が求められる思います」
 中心部と県が都市観光の目玉と位置づける環水公園との連携が悪いのも問題という。
 「やっぱり、以前から構想がありますが、船でつなぐのがいいと思うんですね。ANAのホテル前の富山城のお堀に船の発着場を作って、松川、いたち川を下って牛島閘門から環水公園に入り、岩瀬まで行けるようにしたいですよね」
 これが実現すると、かつて岩瀬の港から富山城まで、帆船が上がって来ていた歴史を蘇らせることにもなる。
 「松川沿いには空襲で焼け残った県庁、電気ビルという貴重な建物もあります。是非実現して欲しいですね」

 

 

プロフィール ●
1945年(昭和20年)12月7日、滑川市生まれ。B型。寺家小学校(滑川市)、芝園中学校、富山中部高校、東京歯科大学卒。1981年(昭和56年)に、現在の富山市総曲輪にて開業。「父は滑川で歯科医院を開業していましたが、私が中学2年の時に亡くなりました。私は母が自分の夫の職業を継いで欲しいだろうなと思い、歯科医になりました」

Q&A

●座右の銘
 『敬天愛人』

●尊敬する人
 織田信長、坂本龍馬
 「革新的な人達が好きですね。尊敬する人は年上、年下関係なく、たくさんおられますよ」

●一番大切にしているもの
 家族、仕事

●歯科医としての信条
 「虫歯や歯周病はなる必要のない病気。予防は100%可能である」

●健康法
 快食・快便・快眠

●趣味
 ゴルフ、読書

●好きな作家
 「今、欠かさず読んでいるのは、村上春樹です。最近は原田マハが面白いです」

●印象に残っている旅行先
 ニューヨークのセントラルパーク

●結婚
 1976年(昭和51年)
 「お見合いです」

●お子さん
 長男、長女


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