近年の通行量の倍増を目指して

富山市中央通りD北街区再開発準備組合理事長 若林 啓介 さん
Keisuke Wakabayashi

 昨年6月に準備組合の新理事長に就任した若林啓介氏(若林商店代表取締役社長:富山市白銀町)。若林氏は中央通り1丁目で生まれ育った。まさに当該再開発対象区域である。ここで7歳まで生活し、7歳から18歳までは白銀町で育った。
 「かつてものすごく賑わっていた中央通りは私の遊び場でした。今の状態は本当に寂しく感じるので何とかできないかなという気持ちがすごくあります。理事長をお引き受けする時はいろいろ悩みましたが、人生最後のご奉公かなと(笑)。現在は郊外にも様々な商業施設が分散していますし、人口構成も変わってきているので、中央通りに人通りがあまりない状態というのはやむを得ない部分もあるのかもしれませんが、駅前のマリエ前の通行量は増えている。中央通りを以前のように戻すというのはなかなか難しいとは思いますが、アイデアによっては、現在(中央通西口歩行者通行量:約3600人)の倍くらいにはできないかなと思うんですね。理事長をお引き受けしたからには、ぜひそれを目指したいです」



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