政治が後追いになるようではいけない

富山県議会 議長 稗苗 清吉 さん
Seikichi Hienae

 5月28日に、天皇皇后両陛下をお迎えして全国植樹祭が魚津で開催されたが、その晴れ舞台を県議会議長として迎えた稗苗さん。
 中学卒業後、魚津市内の企業に就職し、20年程経った36歳の時、魚津市議会議員にチャレンジして初当選。5期務め副議長、議長も経験。その後、県議会にチャレンジし、現在、5期目。市議を含めた議員歴は、37年に及ぶ。
 政治家を志したのは、近くの集落の住民の集団離村(昭和47年)がきっかけという。
 「集団離村の2年後に、そこに通じている道路がピッカピカに改修になった。そしたら、〝いや、こんな道路がいいがになるとわかっとったら、私ら町へ出てこんがだった〟と。僕は、政治が後追いになるようではダメだなと。つまり、病気になってから病院に入って手術するのではなく、予防的に病気にならない体力づくりをする。そういうことを、政治がきっちりと示さなければいけない、と思っています」



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