【其ノ二百十一】いつか世界遺産に

とやま噺を作り始めて今年で四年目となりました。年にできれば一本づつ新作をと思っています。そんな中で初めて作った演目「砂防さん」の砂防事業を県が始めて百二十年、国が始めて百年と言う記念すべき年となりました。赤木正雄さんという富山の生まれではありませんが、砂防のために留学し貴族院の議員にまでなり、砂防に生涯をかけ、砂防協会や砂防会館まで全てに尽力を尽くした人です。何よりも富山は立山砂防事務所の初代所長として、立山とりわけ常願寺川での砂防事業に国が手始めに手がけるきっかけとなりました。その人柄や遺した膨大な資料から、その大変さに感銘を受けて新作の「砂防さん」を作ることにしたのです。砂防堰堤ダムを知っている人がどれだけいるのでしょう。白岩、泥谷、本宮の砂防堰堤を県は世界遺産にしようとお考えです。どうやら物事には順番があるようで、なかなか世界遺産まで認めてもらうにはまだまだ時間がかかりそうです。
いつか、自分が作った噺が世界遺産の噺となり、砂防が日の目を観ることを今年は特に思います。そんな「とやま噺」を春は東京、秋には富山で口演します。
いやはや まいどはや























