英語が思いもよらない場所に連れて行ってくれた
富山日野自動車株式会社 代表取締役社長
小林 誠 さん
Makoto Kobayashi
「中学生の頃、アメリカに行って英語を学び、視野を広げたい、と思いました」
しかし、両親から反対され、妥協案として東京の玉川学園に進学するが、諦めきれず単身アメリカへ渡ることを決意。
「父に話し、語学だけでなく、好きなスキーの勉強もするという条件で、なんとか許可をもらったんです」
玉川学園を中退し、念願のアメリカへ。
「英語の勉強がてらスキースクールに入ったら、インストラクターが、『ケン・イトウさんという日本人がここで働いているから会ったほうがいいよ』と。その時は、『ふーん』という感じでした。その後、あるスキー場の売店で、英語が通じなくて困っていた日本人プロスキー選手のグループを助けたことがきっかけで、後日開催された大会の通訳も手伝ったんです。選手が日本に帰った後、