何のために、何に向けて小学校再編をやるのか考えよう

富山港湾運送株式会社 代表取締役社長
岩瀬自治振興協議会 会長

金尾 雅行 さん
Masayuki Kanao

 

 さる3月5日、地元の富山市立岩瀬小学校の創立150周年を祝う記念式典と記念行事を実行委員長として開催した。会場となった小学校体育館の駐車場には、色鮮やかなタテモンを飾った曳山車6基も並び、全校児童が祝い唄「岩瀬まだら」の踊りを披露した。
 「岩瀬は、江戸時代、富山藩ではなく加賀藩だったという歴史も多少あるんでしょうか、独立した感じのエリアだと思います。その意味では、小学校の150周年は、地域を考える非常にいい契機だったと思います。今は特に、小学校の再編の問題が、教育委員会の方から投げられています。小学校というのは、初等教育の機関であると同時に校下単位のシンボルですから、それを再編して統合していくということは、これからどのような地域を目指すのか、ということにもなります」
 近年、国力の低下が指摘されている。


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