【其ノ百十一】ちょいと旧盆に思った事を

柳家さん生・・・昭和32年、富山市西町に生まれる。上野鈴本演芸場等、寄席定席に出演のかたわら、都内各所にて勉強会、独演会を精力的に開催、活躍中。
HP▼http://sun-show.net/

 聖路加病院の日野原重明先生が百五歳で亡くなられた。沢山の惜しむ声が伝えられている。ギリギリまで仕事をして、そして亡くなる。ピンピンコロリという人もいる。それを望んであれやこれやと運動している人もいる。人はいつか死ぬ。それは確かです。でもいつか死ぬから今をきちんと生きるとか慈悲や施しをするという思いは、どうも私は好きにはなれない。
 初めから死ぬ事を考えて生きるなんて。人は今しか生きていない。それの積み重ねが昨日であったり明日であったりする。それでも今しか生きていないと私は思っております。だからこそ今を大切に楽しくゆったりぼんやりおどおどなど、いろいろな思いを感じながら過ごしていくのがいいのではと思っております。全てが満足なんてそんな事があるわけがない。望んで届かないものが、人にとっての苦労というのならそうなのでしょう。好きな事を生業と選んだ自分にも望むものはあります。でもその全てを望んだら、きっと贅沢だと言われるのでしょう。本日我が家のお墓の掃除に行ってきました。世間でいう旧盆も近くなってきて、そんな事をぼんやりと。
 いやはや まいどはや


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