【其ノ百二十九】 平成という年は

柳家さん生・・・昭和32年、富山市西町に生まれる。上野鈴本演芸場等、寄席定席に出演のかたわら、都内各所にて勉強会、独演会を精力的に開催、活躍中。
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 この掲載が出る頃には、新たな年号が公表されていると思います。平成という時代は、私にとっては震災の時代で、神戸の震災、東日本、熊本、北海道。そして豪雨が西日本を襲うという。神戸の震災の時には、故郷富山におりました。朝ホテルで揺れを感じ、テレビをつけた時の、あの映像は驚きでありました。人が作り上げても、ためらいもなく崩してしまう大自然の力。それが東日本では、壮大な津波の驚異となり、まざまざと人間の非力さを目の当たりに感じるものでありました。
 そして、数多くの台風の襲来も忘れられないものです。出てはいけない外に出て、亡くなる人もいた。その中には田畑に様子を見に行った人もいるとか。本来の日本は農耕の国で、どんなに注意を促しても、田畑が心配な人はいるのです。種から育て上げ、春を夏を乗り越え収穫をする。暮らしでは日々の育ちが大切なのです。〝自然と寄り添うのが暮らし〟というものを、いつの間にか自然を牛耳ろうとする、今の時代を何か違うと自然が教えてくれている気がするのです。新たな年号になり、少しでも自然と寄り添い、穏やかな時代になることを願います。
 いやはや まいどはや


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