【其ノ百八十三】免許は取ったものの…?

柳家さん生・・・昭和32年、富山市西町に生まれる。上野鈴本演芸場等、寄席定席に出演のかたわら、都内各所にて勉強会、独演会を精力的に開催、活躍中。

 六十六歳の前期高齢者になって、ふと原付バイクに乗ってみたくて免許取得試験を受けてみました。大学入試試験以来、試験というものを受けたことがなく、まずは問題集を購入しました。何度やっても合格点に届かず、とても試験に受かるとも思えません。とにかく、試験場がどんなところかと調布運転免許試験場へと出かけました。あれこれと伺うだけのつもりが、東京都は月曜から金曜で午前午後の一日二回試験があるということで受けてみました。三十分で四十八問、五十点満点の四十五点以上が合格です。緊張のうちに試験は終わり、合否はすぐわかるとのことで待つこと二十分。なんと! 合格。あれよあれよと講習までその日に免許が取れてしまいました。正直、今まで一度もバイクも車も運転したことのないものがいきなり運転できる訳もない。講習教官には、免許は証明代わりで実際乗る訳じゃないですよね? と言われる始末。とても公道を走るなんてできません。講習ももう一度受けるよう促され、周りの家族知人からは命がいくつあっても足りない、まして自分一人のことではなくなるから絶対に運転するなとキツく言われる始末。はい!運転はしません。
 いやはや まいどはや

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