73. 初心忘るべからず

 フランスに住み、気がつくと6年半も経ち、ここの生活にも慣れてきて、少し気が抜けてきていたのかもしれない。
 ある土曜の朝、インターホンが鳴り、「ガスの安全点検です。開けてください」と丁寧に言われ、何も警戒せずに開けてしまった。


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