創業100周年。米菓を通し幸せ運びたい

日の出屋製菓産業㈱ 代表取締役会長
川合 声一 さん
Seiichi Kawai

 

 今年2月に創業100周年を迎えた、日の出屋製菓産業㈱。
 「私の曽祖父は、金沢と福光の往来(今の国道304号線)を維持する仕事をしていて、当社の創業者の祖父(宣之氏)も、その跡を継いでいました。1924(大正13)年2月、祖父は福光町でお米のお菓子づくりを始めました。当初は従業員3名で、原料二斗(約36㎏相当分)を加工し、大八車を引いて売り歩いたそうです」
 3代目の川合声一さんは、創業当時の様子を振り返る。
 「父(昭至氏)は兵隊に行っていて戦争中は中断し、終戦から5年後に事業を再開しました。戦前からのお客様からの『日の出屋さん、以前の商売を始めるのなら、私達は一生懸命応援するよ』との言葉に勇気づけられたそうです」 


続きは、WEBユーザー登録(定期購読)でお読みいただけます

WEBユーザー登録(定期購読)する

既存ユーザのログイン
   

おすすめ