【其ノ百三十五】思えば四十年
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〝高座生活四十年〟この数字が長いのか短いのか? ありきたりに、「気がついたら…」なんて言葉で表せない思いがあります。大学卒業の社会人なら、定年を迎えている年齢で、まだ何かを求めて歩んでいける仕事に就いていることに、感謝以外、何ものもないのです。振り返ると、本当に好きで入った(?)世界。当たり前ですが、右も左も分からず、驚きと後悔の連続の日々も、今では懐かしいような気分です。今一度「初めから」と言われると「勘弁して」と言いたくなるような世界です。それでも、好きなことを毎日毎日(?)でもないですが、やっていられる楽しさがありがたいのです。
ずっとこの世界にいると、何十年とおやりの先輩方が大勢いらっしゃることに、ただただ頭が下がり追いかけるだけです。
「芸」と言えるものがあり、それが何であるのか、それを求め辿り着くことのない世界が楽しくもあり、続けていられるのかもしれません。
富山を離れて、また富山に戻ろうとしている、いや、行き来させていただけることを、皆様のお力に感謝をして、進んでいきたいと思っております。
これからも『さん生』をよろしくお願いいたします。
いやはや まいどはや