第76回 岩瀬みなと祭・白えび祭

 

7月29日㈯、「After Corona 再起動 岩瀬にエールを!!」をテーマに、4年ぶりに開催。多彩なプログラムで、熱く繰り広げられた夏祭りの模様を紹介します。

 午後6時より、岩瀬カナル会館正面の特設ステージで同祭実行委員長の金尾雅行氏が挨拶し、華やかに開幕。スタートを小学生21名の元気なチアダンスで飾った後、富山市指定無形民俗文化財にも指定されている祝い唄「岩瀬まだら」を、大勢の地域住民が参加して披露した。
 舞台をプロデュースした日本舞踊家の花柳松香さん(花柳松香会主宰)は、「多彩な出演者で〝静〟と〝動〟のメリハリをつけ、来場者誰もが楽しめる内容になったと思います」と満足気。富山市ゆかりの作曲家・滝廉太郎の没後120年を記念し、花柳松香会が新振付で『荒城の月』を披露したほか、情熱的なフラメンコダンス、地元消防団によるはしご登り、富山商業高校応援団による迫力満点のエールなども行われ、会場は大いに盛り上がった。
 「皆で踊ろう 岩瀬の踊り それぞれのファッションで!」を合言葉に、盆踊りで賑やかに締めくくった後、お楽しみ抽選会を開催。最後は大輪の花火が夜空を彩り、岩瀬の再起動を力強く印象付ける夏祭りとなった。

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