【其ノ百五十八】運動とスポーツ
今年の夏はオリンピック、いかがお過ごしでしたか。私は見る事聞く事なく、過ごしておりました。結果はネットや新聞で知ることができ、困ることはないのです(別に知らなくて困らないのですが)。
オリンピックに限らず、日本から始まった(?)スポーツを見て、どこか不自然を感じる。柔道は世界にスポーツとして出てから何十年と経っても、いまだに違和感がある。相変わらず組手をちゃんとするでもなく、道着もどちらがどちらか分からないから色付きになり、色帯の格も消え失せている。〝レスリングジュウドウ〟と言いたくなるカタカナのものになっている。
私自身はことほど、スポーツ、いや敢えて〝運動〟と言わせてもらう、ことはやらないので、言える立場ではないが、柔道・剣道・空手道・相撲道・弓道など「道」と名前がつくものは、勝負と共に、自身や相手にまず精神や礼儀作法が第一とされているのではないか。そんな目で見ていては年寄りと言われるが、「運動」に限らず、世界の人に合わせてルールを変えるのが世界的になることでなく、日本でのものは、日本の決まりで行い理解してもらう事こそだ、と思うのは私だけ?
いやはや まいどはや