25.パリで得たもの

ヒロコ

富山県出身。アメリカ人の旦那グレッグと、インドで出産した娘、愛子の3人家族。カナダで1年、イギリスで1年、インドで3年半、アメリカで4年、そして2012年3月からはフランスのパリに住むことになりました。

 気がつけば早いもので、このエッセイを始めてから2年が経過しました。ここパリで私は今まで何を学び得たのでしょうか? 思いを巡らせば数え切れないくらいで選びきれない程ですが、やはり私自身にとっては「美への意識」でしょう。パリには美(beauté)が至る所に溢れています。有名なヨーロッパ調の歴史を語る建築物だけでなく、細い路地にある静かな街並みも、またそれはそれで絵になるのです。ファッションも個性的で目を引く人々。パリの情緒ある雰囲気に優しく溶け込むオープンカフェ。愛を囁く恋人達。すれ違う人達の独特な香水の香り。活気に満ちたマルシェ。四季折々の花々を豊富に揃えた花屋。香りがこうばしく、食欲をそそるパン屋。パリにいるというだけで、色んな形の美しさに私は魅了され虜にされるのです。


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