「浅岡節夫となかまたち プロムナード・コンサート」開催 教え子たちと奏でる、心温まるハーモニー
5月6日㈯、富山県教育文化会館にて「浅岡節夫となかまたち プロムナード・コンサート」が開催され、多彩なプログラムで観客を魅了した。
4月29日に92歳の誕生日を迎えたばかりの声楽家・浅岡節夫さん。要介護5という不自由な身体を感じさせない力強く張りのある歌声で、カンツォーネやオペラの名曲を歌い上げ、会場からは大きな拍手が送られた。このコンサートは富山中部高校コーラス部OBによる「浅岡会」を中心とした、浅岡さんの教員時代の教え子たちによって企画されたもの。ここ数年は毎年開催しており、コロナ禍はオンラインで練習を行うなど様々な工夫を重ねてきた。
今回は浅岡さんが30代で赴任した当時、合唱部部長を務めていたという高畑愼一郎さんが55年振りに独唱で参加するなど、師弟の絆の強さを感じさせるコンサートとなった。