木舟城跡(高岡市福岡町)〈稲葉山牧場・子撫川(宮島峡)の一ノ滝と二ノ滝〉

 木舟城は、1184年、前年に木曾義仲に従って倶利伽羅峠の戦いで活躍した豪族・石黒太郎光弘が築いた城と伝えられる。石黒氏は、戦国時代、砺波郡の有力国人領主に成長。石黒成綱は最初上杉方に従い、謙信の死後、織田方についた。ところが、信長により上杉方への内通を疑われ、近江長浜で一族郎党もろとも討たれた。木舟城は、織田対上杉、佐々対前田とまさに戦国争乱の渦中、戦いの拠点となった。成政は、末森城攻略の際、木舟城を出発したとされる。天正13(1585)年、豊臣秀吉の越中平定により前田利家の弟・秀継が入城。しかし、同年11月に発生した大地震で、地盤が約9mも陥没。城主夫妻は多くの家臣と共に圧死した。城主は利秀(秀継の子)が継ぎ、天正14年5月、上洛途中の上杉景勝一行を出迎えるが、同年中に今石動へ居城を移し、木舟城は廃城となった。今石動城跡は、城山公園として整備され、春には4000本の桜が咲き誇る。
 近くには、前田秀継の墓がある他、稲葉山牧場、子撫川の滝、子撫川ダムなどがあり、小旅行におすすめだ。


▲木舟城跡。広い駐車場がある。能越自動車道に入る直前で、右折する。


▲今石動城跡。城山公園からの道が狭いので注意が必要。


▲前田秀継墓。看板は出ているが、少しわかりにくい場所にある。


▲稲葉山牧場頂上から眺める平野。


▲稲葉山頂上の風車。風力発電を行っている。風切り音(?)が聞こえる。


▲子撫川(宮島峡)の一ノ滝(上)と二ノ滝(下)。すぐそばまで行けて、迫力満点。いずれも駐車場が整備されている。


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