海王丸パークの海王丸と新湊大橋(射水市)

海の貴婦人と巨大な斜張橋の競演


 平成14年に着工し、約10年かけて建設が進められ、昨年9月23日に開通した新湊大橋。これにより、1967年の富山新港の建設により分断されていた富山市堀岡と越の潟が45年ぶりにつながった。晴れた日に高岡側から渡ると、眼前に雄大な立山連峰の大パノラマを見ることができる。
 新湊大橋は延長が約3・6km、橋脚部約600m、主塔高127mの日本海側最大級の斜張橋。橋桁から海面までの高さは約47mで、大型船もスムーズに航行できるという。総事業費は約485億円。
 車道の下に全天候型の自転車歩行者道が通っており、「あいの風プロムナード」と名付けられている。当初は、同時に開通する予定だったが、強風が吹いた時の橋の揺れが指摘され、安全対策工事が行われてきた。6月16日からようやく利用できる。
 一方の帆船海王丸は、商船学校の練習船として昭和5年に進水。59年余の間に地球50周に相当する106海里を航海し、11、190名もの海の若人を育てた。世界の人々からは「海の貴婦人」と賞賛された。総トン数は、2238・40トン。定員は168名。全長97・05m、型幅12・95m。メインマストの海面からの高さは46m。総帆数29枚。平成2年4月に富山に回航した。昨年11月から外板にあいた穴や傷んだリベット等の補修が行われ、3月に戻っている。
 なお、海王丸パークは、NPO法人「地域活性化支援センター」(静岡市)により県内で3番目となる「恋人の聖地」に選ばれている。





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