Vol.4 富山地域通訳案内士

中村志保〈Profile〉

 

月刊グッドラックとやま編集部スタッフ。桜終了後の松川の魅力も知って頂きたいと《まちなか水辺遊び》と題して、2018年からさまざまなイベントや企画便を開催。富山地域通訳案内士。富山市在住歴20年。1児の母。

 前回のコラムで2018年の企画のことを書いていましたが、その年は県の観光未来創造塾インバウンド専攻に入塾し、試験等を経て修了し、翌2019年1月には富山地域通訳案内士のライセンスを頂きました。
 2017年頃には既に、松川遊覧船と茶屋では海外からのお客様が増えており、その頃から茶屋の表記やウェブサイトを英語にする作業に着手していましたので、当時の茶屋厨房スタッフの祥子さん(富山城抹茶パフェのレシピ開発者!)から入塾の背中を押していただいたのです。塾では、〝お客様の滞在時間を少しでも伸ばす・消費額を少しでも上げる戦略を〟と学びましたので早速現場に取り入れて行こうと、まちなか水辺遊びの主旨に加味して、2019年からはインバウンド向けの体験コンテンツを考えては、コラボしてくださる先生方と相談して実験的な開催やデモンストレーションに次々挑戦していきました。5月は、飾り巻き寿司インストラクターの小滝まさえ先生と「飾り巻き寿司《四海巻き》づくり」、風の薫り主宰 浅野恭子さんと「佐藤初女さんのおむすびを結んでクルーズ」を開催しました。7月には、ミズベリング(国交省生まれ)プロジェクト:世界一斉水辺で七夕乾杯のムーブメントに乗り「7月7日7時7分に乾杯」&まちなか水辺遊びオリジナル企画「二胡の演奏と漢詩朗読の会」を開催。また、弊誌月刊グッドラックとやまでエッセイを書いていただいている、富山県出身でパリ生活(2019年のイベント当時で)7年となるヒロコ・アルバートソンさんのリアルなパリのお話をうかがう「ヒロコさんと楽しむ “パリ流ティータイム”」も初開催しました。9月には、オリーブオイルソムリエYuiさんの「朝ごはんとモーニングクルーズ」、平安堂職人 黒崎のぞみさんと「和菓子づくり体験&クルーズ」も開催しました。だんだんとバラエティに富み、2018年は走り出しということもあり企画は1回のみでしたが、2019年は積極的に6企画となりました。いろいろ企画するうちに、とあることを思いつきます。

おすすめ