【其ノ百九十七】この暮れにきて
今年も最後の投稿となりました。これから暮れにかけて、一年を振り返ったり新しい年への抱負だったりを見聞きする。歳を重ねると一年が早く感じると聞きますが、その日その日を思いのように暮らす。そんな思いをしていると早くも遅くもなくなる。そんな中、知人の不幸の知らせなど届くとどうしても振り返ったり考えることが多くなる。ここ数カ月に三人もの連絡を受けた。長い付き合いでもないが所謂スマホなどネットでの出会いで何度かリアルにお会いした方など、最近そういえばやり取りがなかったなぁと思うと心に残るものがある。ひとりは本当にわがままを言いながら、ともに仕事をしていた知人の連絡がきた。自分より年も若く、人生百年時代なんて言われている時にです。人の命は儚いと言う。逢える時会いたい時に会いたい人に会う。なかなかできないものですが、来年はやってみようかなぁとも思う。でもきっと年の暮れには同じことを呟いている。それがまた生きてきたという事かも知れない。災害の少ないと言われている富山で地震に始まり水害もあり、自然には敵わない。寄り添うように暮らして生きて行く、そんな良い年でありますように。
いやはや まいどはや