【其ノ二百八】ラジオ深夜便に

先日、縁があってラジオ深夜便に出演させていただきました。中学から高校の頃、ラジオの深夜放送がものすごく人気があった時代でした。地元の放送局の番組はもちろんの事、東京の番組を一生懸命に周波数を合わせて夜中に聴き入ったものでした。テレビはようやく民放が二局になった時期でした。テレビも見ましたが、夜にはラジオが身近なものでした。いつの間にかネット、パソコンなど、ラジオ・テレビから遠ざかったところにラジオ深夜便が始まり、ラジオ青春時代の高齢者と言われる人たちにとても人気が出ています。昼間の番組が二人や三人でワイワイガヤガヤ賑やかである意味うるさく感じる。深夜便は一人のアナウンサー、今はアンカーと言うらしいが、静かにいろいろな話題を紹介しながら進む昔の深夜放送のようで、心地良くうつらうつらとしているときに本当に安心できるものです。聴取率が高いのか、意外な方から『聴いたよ』という葉書やメールが届き、とても驚きながらも嬉しい気持ちになりました。
『ながら族』なんて言われた時代でしたが、テレビより、聞き流して別の事ができるラジオは今も本当に楽しい時間と思えるのは私だけ?
いやはや まいどはや























