8年間のアメリカ体験を、富山の発展に役立てたい

一般財団法人 北陸経済研究所 理事長
川田 文人 さん

世界貿易センタービル78階の北陸銀行ニューヨーク支店で勤務していた1993年に、地下駐車場で爆発事件が発生。当時の深澤文敏支店長から、本社にニューヨーク支店の移転を提案する文書の作成を依頼され、その文書により移転が決定。2001年の同時多発テロでは、世界貿易センタービルが崩壊したが、その難を逃れる事ができた。8年間のアメリカ生活で感じたことなどを聞いた。

 「世界貿易センターの地下駐車場で爆発があったのは、午後1時近く。その後、歩いて地上に避難したのですが、途中、48階ぐらいのところで止められて、順番に小出しで降りたものですから、時間がかかり、地上に降りたのは、午後4時半頃だったと思います。その体験をドキュメント風にまとめたんです」
 その真に迫った文章が、本社に移転を決意させた。
 「ちょうどオフィスがあったあたりに飛行機が突入しましたので、あのままいたら、みんな即死だったでしょうね」
 アメリカのコーネル大学経営大学院で、MBAを取得。
 「やっぱり、アメリカは、プラグマティズムの国だなという感じを受けました。教科書の知識をただ学ぶのではなくて、それを実際にどう使うかが問題だというような教え方というのは、目から鱗というか。日本の場合は、難しいものを難しく、ありがたそうに教えるというところがありますけどね」


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