来年の創業150周年を機に同業と合併し、新社名に

㈱若林商店(2023年1月から 紙ぷらす㈱) 代表取締役社長
若林 啓介 さん

 紙卸売業の㈱若林商店は、子会社で同業のスダコー㈱を来年1月1日付で吸収合併し、社名を「紙ぷらす㈱」に変更する。合併に伴って、スダコー所在地を富山物流センターに、若林商店物流部(射水市三ケ・小杉)を射水物流センターにそれぞれ改称する。若林啓介社長に、合併に至った経緯や、社名に込めた思いなどを聞いた。

 

 「実は、2014年の夏に、後継者がいらっしゃらないということで、スダコーのオーナーから株式の51%を取得していました。その後、株式を買い増ししてきて、今年の夏に最後の方から株を譲って頂いて100%子会社となり、合併することにしたわけです」
 若林商店が存続会社となるが、「対等の精神で合併しよう」と、新社名も両方の名前に関係ないものを検討したそう。
 「紙屋と紙屋が一緒になる、紙に新しい付加価値をつけたい、紙の新しい用途にも注目したい、紙以外の事業もやっている、ということから『紙ぷらす』としました。〝ぷらす〟とひらがなにしたのは、他の会社名や商品名にカタカナの〝プラス〟とついたものがあったためです」


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