時代の激動期、難しい舵取りにしなやかに挑む
紙ぷらす株式会社 代表取締役社長
若林 啓介 さん
昨年1月、創業150周年の節目に、同じく紙卸売業のスダコー㈱を吸収合併し、社名を㈱若林商店から紙ぷらす㈱に変更した。「新しい紙の可能性をプラスする、紙だけではなく新しい事業もプラスしたい、そんな思いをこめた社名です」と若林社長。合併後の状況や、理事長を務める富山市中央通りD北地区市街地再開発の現状などについて、話を聞いた。
「合併して、1年半ぐらいになりますが、おおむね落ち着いた感じです。2014年から、業務提携という形で一緒に仕事をしてきたので、その意味では助走期間が8年ぐらいあったわけですが、実際に一緒になってみると、やっぱり細かいところで少し違いがありましたね」
若林さんが富山に帰ってきた1988年頃は、同業者が8社あったそうだが、現在は3社になっているという。