いろんな意見を聞かせて頂いて、よりよい松川べりに

富山県土木部長
金谷 英明 さん

 今年4月に、県土木部長に就任した金谷さん。これまでに都市計画課長や道路課長を務めた他、富山土木センターの河川班に在籍したこともあり、土木行政についての幅広い経験がある。今回は、『水辺を生かした街づくり』を中心に、松川べりのこれからについて話を聞いた。

 

 1997年に河川法が改正され、それまでの治水・利水の役割に加えて、新たに『河川環境の整備と保全』が盛り込まれた。
 「その頃、私は富山土木センターの河川班にいて、その研修を受けに行ったのですが、すごく印象深く、大事な観点だなと強く思いましたね」
 富山市の街のど真ん中を流れる松川は、四季折々に美しい自然環境を作り出している。
 「松川はもともと神通川だった歴史ある川で、


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