散居村展望台(砺波市)

砺波平野を一望

 

 砺波と言えば散居村が有名ですよね。この散居村を含め、砺波平野を一望できるのが、こちら「散居村展望台」です。遠く右手には富山新港がうっすらと見え、正面に二上山、左手手前に散居村、そしてその先にはなだらかな稲葉山を望むことができます。
 場所は、秋にコスモスが咲き乱れることで有名なとなみ夢の平スキー場から更に少しばかり先に行った左側の高台にあり、車はやや広くなった道路の右側に停めることができます。
 田んぼに水が入った頃には、水面が反射して鏡のように美しいでしょうし、一面銀世界の雪景色もきっと幻想的なことでしょう。また、夕焼け時や夜景などはとてもロマンチックな雰囲気になることでしょう。ただし、道がやや狭いので運転には十分注意した方がよさそうです。
 展望台への登り口に掲示されている看板によると、一面に碁石をまきちらしたような散居村のスタイルは、耕地が家のまわりにあると営農上も都合がよかったため、長く持続されてきたとのこと。また、孤立した民家を風雪から守るために屋敷林(カイニョと呼ばれる)が大事にされてきたそうです。
 なお、砺波平野は広さが約220平方㎞で、散居民家は約7000戸もあり、全国的にもっとも典型的な散居集落だそうです。
 富山ならではのこの散居村の風景をあなたも見に行ってみませんか?

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