富山のまちなかの2つの白山神社

 白山神社と言えば、石川県白山市の霊峰白山を御神体とする「白山比咩神社(加賀一ノ宮)」が有名だが、実は、富山市のまちなかにも白山神社がある。郷社 白山神社(富山市中野新町)と村社 白山社(富山市西中野本町)の2つで、場所も電車通りを挟んですぐ近く。案内板などによると、起源は不詳だが、富山城下最古の神社とされる。祭神は菊理姫大神(白山比咩神)。南北朝期に越中守護となって布市の里(現在の富山市布市)に館をかまえた桃井直常が白山権現を信仰したのが起源という。桃井一族が松倉城に籠った時にもその信仰は続き、城主が椎名孫八に代わってからも白山権現の信仰は続いた。元亀2年(1571年)、松倉城は上杉謙信の軍によって落城し、謙信は御神体を旧社地である布市村に還し、その後、中野村に遷座された。承応2年(1653年)、富山藩祖・前田利次が土地を寄進し、遷座したのが現在の郷社 白山神社であるという(旧社地も古宮として残り、現在、村社 白山社となっている) 


▲村社 白山社(古宮)


▲郷社 白山神社(白山総社)

 


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