【其ノ百九十一】百万人を切った?
先日、富山県の人口が百万人を切ったという発表がありました。さてこれはどういうことなのでしょう。単純には減るという言葉は寂しい悔しい残念という言葉が浮かびます。でも何と比べて残念なのでしょう? 何をもってして百万人がいいのでしょう? 切った減ったと言われれば悔しいという想いは浮かびます。行政として不都合があれば大変なことなのでしょう。何事も比べるということを先に立たせると、ついついおかしな思いが出る。国をあげて人口が減ることを恐れている感じがします。確かに子供が少なくなれば人口は自ずと将来減ることになる。よくわかります。では何をもって人口を増やしたいのかがまるで見えてこない。その昔、我が国は戦争という事をしていた。その時に「産めや増やせや!」ということが言われた。おそらく戦争にいく人数を考えれば出てくることでしょう。平和を祈り、戦争を嫌う時代、人口を増やすとはどういうことか? 自分たちの将来が、支えてくれる人がいないから。それはわがままなのかもしれません。これからいかに自分たちで生きていくかをまず考えてみてどうでしょう。そんなことを思うのは私だけなのかな。
いやはや まいどはや