称名滝(立山町)
落差350m。日本一の大滝
上の写真をご覧下さい。称名滝はどちらでしょう?そうです。左側ですね。350mの落差は日本一です。〈右側はハンノキ滝と言って、春の雪解け時や大雨の後など水量の多い時だけ現れます。〉
滝の上は弥陀ヶ原台地で更に遡ると、室堂、立山があります。滝は4段(上から、70m、58m、96m、126m)に折れ、多い時の水量は毎秒10トンを超えることもあるとか。
称名滝は、「国指定名勝天然記念物」「日本の滝100選」「日本の音風景100選」に指定されています。
さて、行き方ですが、立山町から常願寺川を右手に見ながらずっと登って行き、右に折れると立山駅という所で更にまっすぐ行くと、右手に滝のような称名川が見えてきます。称名川の向こう側には、「悪城の壁」といって、高さ約500m、延長約2㎞の大岩壁が姿を現します。これは、称名滝が約10万年もの歳月をかけて溶岩台地を浸食してできたものだそうですが、そのスケールの大きさには驚かされます。
しばらく進むと、右手に駐車場があります。そこから、歩くこと約30分で、滝見台園地に到着します。途中、大日岳登山口、八郎坂登山口があります。八郎坂は標高差600mあって称名滝の落口を見下ろせる他、よく探せば天然記念物のヒカリゴケが見つかるそう。登り切ると、アルペンルートの道路に入れます。
マイナスイオンいっぱいの称名滝へ是非おでかけ下さい。
▼遊歩道から見た称名川。滝の連続です。
▼八郎坂登山口
▼滝見台園地