19. ペトワ さん(ウガンダ)
出身国…ウガンダ カチュンバラ 好きなこと…音楽を聴く、観光 お国自慢…「アフリカの真珠」と称えられるほどの緑豊かな自然(マウンテンゴリラ、ヴィクトリア湖、世界最長のナイル川の源流など)、ホスピタリティ(おもてなしの心) 海外在住経験…富山 約1年 来県のきっかけ…ウガンダでは英語・英文学の教師をしています。日本の英語教育の研究に来ました。
☆富山に来て感じた事、思う事
日本に来る前までのイメージは、騒々しく人々も忙しくしているイメージでしたが、富山に来て、非常に静かな場所でビックリしました(笑)。みなさんとても礼儀正しくて、初対面の時に皆さんお辞儀してご挨拶してくださいましたが、私はどう返してよいかわからずとまどうばかりでした(笑)。町の中はとてもきれいに保たれていて、住みやすいところですね。
☆出身国と比較していかがですか?
ウガンダには56もの民族が存在し、各民族固有の言語を持っています。そのため公用語として使用されているのは英語で、家庭では民族言語を使用しますが一歩外に出ると全て英語です。56民族がそれぞれに異なる生活様式や習慣を持っています。ですから、日本はどこへ行っても一つの言語しかないので、ビックリしました(笑)。
また英語教育システムについても全く異なっていて興味深いです。ウガンダでは幼稚園に入ったら3歳から英語を勉強します。学校によって多少の違いはありますが、だいたい小学校5年生くらいから英語でディベートも行い、自分の意見を言ったり、気持ちを表現することを実践します。私はウガンダではセカンダリースクール(日本で言う中学高校)で教えています。日本では先生が教科書を読み上げ、生徒が続けて音読しますね。ウガンダでは先生が教科書を読み上げるのは、発音を教えるときのみくらいで、音読というのはありません。基本は、文法・作文・そしてディベートが週に1回あります。