浅岡会「2022 夏のコンサート」を開催 師弟の絆から生まれた、美しいハーモニーが響く

 さる8月7日㈰、富山県教育文化会館にて「浅岡会 2022夏のコンサート」が開催された。
 91歳の今なお、現役の声楽家として活動する浅岡節夫さん。今回は教員時代に指導した富山中部高校コーラス部OBによる「浅岡会」メンバーとともに、バラエティーに富んだプログラムで客席を魅了した。最後には「音楽の神様」への感謝と祈りを込めて『ハレルヤ』、アンコールでは讃美歌も披露され、厳かな雰囲気の中で幕を閉じた。

 芸術というものは、常に純粋であり普遍的。そして、突き詰めると非常に奥が深い。ひとつのものに打ち込む職人の作品は、シンプルにしてその中に神々しい美しさを秘める。それが目指すべき芸術の形であると、この歳になって気づくのは、いささか遅すぎただろうか。
 音楽の世界に身を置き、音楽の神様に生かされている私は、終わりのない探究を楽しみつつ、旅を続ける。  ―浅岡節夫

 

▼往年のコーラスコンサートの定番だったという、浅岡節夫さんの独唱と浅岡会のアカペラコーラス。師弟の息がぴったり合った合唱は、浅岡会のコンサートならではだ。

▼森川有紀さんのメゾソプラノ独唱

▼箏演奏家・黒川真里さんとのコラボで、橋本國彦の傑作『お六娘』他を披露

▼オペラの名曲3曲の後はアンコールも!

▼浅岡節夫さんの指揮のもと、フィナーレへ。

 

 

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