市民一人一人が幸せを感じながら生き生きと生活できる富山市に!
富山市長選に立候補する
藤井 裕久 さん
今年4月11日告示、4月18日投開票の富山市長選には、立候補表明順に、元富山市議の島隆之氏、日本維新の会県総支部代表で元衆院議員の吉田豊史氏、元県議の藤井裕久氏、共産党や県労連でつくる市民団体代表の高野善久氏の新人4陣営が出馬を予定している。その中で、自民党の予備選挙において、6人の中から党の推薦候補として選ばれた藤井裕久氏にどんな富山市にしたいかについて話を聞いた。
「大前提として、市民の皆さんが一人一人幸せを感じながら、生き生きと生活できる富山市を作りたいと思っています」ときっぱり。
「幸せの感じ方は千差万別だと思いますが、私は小さい頃から親が苦労して商売して、近所の方々に大変お世話になって、近所の方々に育てられたようなものですから、家族の絆や地域の絆を感じながら生きられるような、そんな富山市にしたいと思っています」
森市長を大変評価していると語る藤井さん。
「公共交通を軸にしたコンパクトなまちづくりで、公共交通の結節点近辺に居住区を集中しながら再開発を呼び込み、街の中は今、ものすごく活性化していますね。地価も上がり、今はコロナで下がっていますが、税収も上がっています。その基盤を作られたのは、やはり森さんの功績です」
今後は、税収増の恩恵を広い富山市にバランス良く配分して、郊外の拠点化を進め、人口減少に対応していくことが求められる、という。
「森さんは、政策的に、各校区に一つ、公民館を残されました。これをもっと充実させ、住民のニーズを的確に把握して、住民に近いところでサービスを提供するのが市役所の使命だと思います」
「以前、ニュージーランドのクライストチャーチを訪問した時、松川とそっくりな美しい川が流れていて感激したんですが、富山も〝水の王国〟ですし、〝水辺〟をいかに生かしていくか、考えていきたいですね」
ふじい・ひろひさ●
昭和37年(1962年)4月5日生まれ。富山市婦中町出身。A型。工学院大学建築学科卒。
平成13年(2001年)、(社)富山青年会議所 理事長。平成14年(2002年)、(社)日本青年会議所富山ブロック協議会 会長。この時、「川と街づくり国際フォーラム」実行委員会委員に。平成21年(2009年)、富山市PTA連絡協議会 会長。平成23年(2011年)、県議会議員選挙に初当選、2期務めた。自民党県議会議員会 経済建設部会 部会長、自民党富山県連政務調査会 会長などを歴任した。
○趣味…読書、草野球、ゴルフ ○座右の銘…一期一会 ○モットー…やればできる