富山で降りてもらうためには、他の都市との連携が非常に大事
国土交通省 北陸地方整備局長
髙松 諭 さん
富山市のいたち川べりで生まれ育ち、富山中部高校時代は、松川べりを歩いて通ったという髙松さん。富山市の「まちなか」が生活圏で、いろいろな思い出があるそうだ。今回は、北陸地方整備局長として、富山の発展のためのアドバイスを中心に話を聞いた。
「私は、富山というのは東京と大阪の間で、日本のほぼ中心部にある極めて立地に恵まれた場所だと思います。先日、東海道新幹線が止まった時も、おのずと北陸新幹線を回ってこられる人が増えましたよね」
そして、単に通過させるのではなく降りてもらえるためには、一つは、他の都市との連携が非常に大事だと強調する。
「富山は富山で魅力があるけれど、周りの県のいいところとどうタッグを組んでいくか。例えば、高山に行くと、富山空港まで何キロと書いてあって、富山の方を向いてくれています。また、