富山で降りてもらうためには、他の都市との連携が非常に大事
国土交通省 北陸地方整備局長
髙松 諭 さん
富山市のいたち川べりで生まれ育ち、富山中部高校時代は、松川べりを歩いて通ったという髙松さん。富山市の「まちなか」が生活圏で、いろいろな思い出があるそうだ。今回は、北陸地方整備局長として、富山の発展のためのアドバイスを中心に話を聞いた。
「私は、富山というのは東京と大阪の間で、日本のほぼ中心部にある極めて立地に恵まれた場所だと思います。先日、東海道新幹線が止まった時も、おのずと北陸新幹線を回ってこられる人が増えましたよね」
そして、単に通過させるのではなく降りてもらえるためには、一つは、他の都市との連携が非常に大事だと強調する。
「富山は富山で魅力があるけれど、周りの県のいいところとどうタッグを組んでいくか。例えば、高山に行くと、富山空港まで何キロと書いてあって、富山の方を向いてくれています。また、
長野、新潟、石川、福井とどう手をつないでいくか。一つ一つ積み重ねていくことが大切ですね」
富山のまちづくりは、これまで、いい方向に向かっているという。
「路面電車が北と南で繋がったということでたくさんの方が便利になったと思いますし、料金が倍にならなかったのもよかったと思います。国際会議場と、それに隣接したホテルもちゃんと造られていますし、県庁も建設当時の場所にあり、富山市役所も同じ場所で建て替えられています。ただ、中心部にあった市民病院や日赤が郊外に移転したのは、致し方なかったとは思いますが、残念ですね」
「松川べりは、ゴールデンウィークに子どもを連れて歩いたことがあります。遊覧船はまだ乗ったことがありませんが、桜は本当にきれいですね。桜の季節以外でも、もう少し歩ける空間になるともっといいですね」
たかまつ・さとし●
昭和43(1968)年11月22日生まれ。富山市出身。平成5年3月、早稲田大学大学院(建設工学専攻)修了。平成5年4月、建設省採用。平成14年4月、国土交通省 中部地方整備局 企画部 企画課長。その後、同 都市・地域整備局 都市計画課長補佐、同 道路局 有料道路課長補佐、同 四国整備局 松山河川国道事務所長、同 同 企画部 企画調整官、同 道路局 総務課 企画専門官、同 同 企画課 道路計画調整官、同 同 環境安全課 道路環境調整室長、(独)日本高速道路保有・債務返済機構 企画部長、和歌山県 県土整備部長、国土交通省 関東地方整備局 道路部長、同 道路局 環境安全・防災課長、同 同 国道・技術課長を経て、令和6年7月、現職。
























