いたち川の源流(富山市)

常西合口用水から取水

 いたち川は、もとは清水又用水の流れ末だったが、天正9年(1581年)富山城主となった佐々成政が、城の東の守りとして(外堀の役目)、刀尾神社に祈願して今のように整備したそうだ。なお、現在は常願寺川から直接ではなく、常願寺川・横江堰堤から取水している常西合口用水から取水しており、取水口は、清水又用水取水口と筏川用水取水口の2箇所あるようだ。
 いたち川の延長は12キロメートル。富山市内を貫流して、今木町で松川を合わせて、中島地内で神通川にそそいでいる。
 立山登拝の「いたち川道」は、この川沿いに上滝へ通じており、大泉に立山道標がある。
参考/月見橋そばの案内板




 

 

 

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