51. ポールさん(イギリス)

プロフィール

出身国…イギリス ロンドン 趣味…PCゲーム、プラモデル お国自慢…民主主義の国であること。暴力や制圧といった手段を用いることなく、国家の重要事項を全て平和的に選挙で決定できること。 海外在住経験…富山1年3カ月 来県のきっかけ…ALTで富山に派遣されました。

☆富山に来た時の第一印象は?
 僕が富山に来たのは、ちょうど新幹線が開通して間もない頃でしたので、富山駅は新しくきれいですし、また東京よりはるかに空気がきれいですから、僕の第一印象は非常に良いものでした。

☆出身国と比較していかがですか?
 まず地形で言うと、富山は平野部がとても広い。イギリスは小高い丘が多く起伏があります。ですから、呉羽山はイギリスの雰囲気ととても似通ったものがあると思いました。日本では田んぼの位置は道路より低い位置にありますね。イギリスでは道路と同じ高さか、もしくは道路よりも高い位置に農園があって、動物が入り込まないように柵で囲ってあります。
 天候で言うと、富山とイギリスは曇天や雨の日が多くて、とてもよく似ていると思います。
 僕は学校で英語を教えているので、僕が知る範囲の日本の教育制度で比較すると、外国語を学ぶアプローチの仕方が違いますね。イギリスだと外国語(ドイツ語・フランス語・スペイン語など)を学ぶ時は、小学校からでもまずスピーキングから入ります。でも、日本だとライティングが主なので、日本人は読むことは得意だけど、なかなか上手に話せない。英語に限らず、指導カリキュラムで言うと、日本では、全国で子ども達が共通した内容を勉強しています。テストの内容も共通しているので、指導内容の統一化が図られていますね。かたや、イギリスは学校ごとにカリキュラムを作成しており、テスト内容も学校によって違います。ですから、教科書を使う先生もいれば、自分で準備したワークシートで授業を進める先生もいる。教科書は学校が購入するので、生徒は使用後は先生に返却します。日本では家庭で教科書を全て購入するのですね。イギリスでは指導内容は学校次第ですから、教師達は、自分でどんな素材を使うかを選んだり、自分の指導法において個性を発揮できる機会が多いわけです。また、イギリスには制服はありますが、行事や週末では制服を着ることはありません。日本だと、学校祭や週末の課外授業などそのような時も制服を着てますね。
 食文化では…、日本では飲み会で女性の皆さんもビールをよく飲まれますが、イギリスではビールはどちらかというと男性の飲み物という感じです。また、日本では魚を食べる時、魚の頭も、骨も丸ごと食べることがありますが、イギリスでは魚の頭や骨を食べることはありません。
 イギリスと日本の共通点をざっと挙げてみますね、両国ともお茶の文化ですね。自動車は左側通行。日本人の方は自ら「すみません」と相手を気遣って言葉をかけられますが、私たちイギリス人もよく「Sorry」を使って礼儀や謙虚さを重んじています。


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