誌上で八尾おわら風の盆

 新型コロナウイルス感染症拡大を防止し、地域住民の生活および文化を守る観点から、本年のおわら風の盆行事は中止となった。そこで、昨年9月1日、若宮八幡社で行なわれた輪踊りの様子をご紹介します。
 なお、若宮八幡社には蚕養宮が合祀されています。八尾町は養蚕業、特に蚕種(蚕の卵)を生産し出荷することが発展し、それが戦前に至るまで町の基幹産業として隆盛していた歴史があります。江戸時代には日本全国の4分の1にあたる17の国へ出荷し、莫大な利益を上げました。この利潤を元に曳山を中心とする町民文化が育まれ、今日に継承されています。

※YouYubeでもアップしています。(こちら




おすすめ