《新スポット誕生》城址公園に日本庭園が完成
▲有磯(富山湾)に見立てた約900㎡の大池と、立山連峰の豊かな水と急峻な地形を表現した約22tの大石で組まれた滝石組
富山市中心部の城址公園で整備が進められていた日本庭園が完成した。江戸中期に、本丸御殿に池泉と築山による庭園があったことや、10代藩主前田利保公が東出丸の東側に自らの隠居所・千歳御殿を建て、能楽や茶の湯を楽しんだという歴史に根ざし、富山の歴史文化を一度に触れることができる、「富山らしさ と もてなし」をテーマにした約5,000㎡の池泉回遊式の庭園、茶庭となっている。庭内には、キハダ、メグスリノキ、アカマツ、ウメ、サンシュユ、アセビ、クマザサ、アマドコロなどの薬木・薬草が植えられ、「富山のくすり・薬都富山」を演出している。
(資料提供/富山市公園緑地課)