社殿が文化財に指定されて100年を迎えた埴生護国八幡宮(小矢部市)
埴生護国八幡宮(埴生雅章宮司)の社殿が、大正13(1924)年に特別保護建造物に指定されてから100年を迎えた。その価値を多くの人に知ってもらうため、義仲像向かいに紹介パネルを設置している。
昭和4(1929)年の法律改正では、国宝に指定されたこともある同社殿。現在は、昭和25(1950)年の文化財保護法の施行により、重要文化財に指定されている。なお、この建物は、約400年前の桃山から江戸初期にかけて、慶長5(1600)年から正保3(1646)年にわたり、加賀藩主前田家によって改造・寄進されたものである。
埴生護国八幡宮は、木曽義仲が戦勝祈願をしたことで有名で、歴史ロマンが漂う場所となっている。