氣多神社、大伴神社と氣多の杜 高志のみはらし(高岡市)

万葉の世界で富山湾を眺める


 氣多神社は、養老2(718)年に僧の行基が創建したと伝えられ、また天平宝寺元(757)年に、越中から能登国が分立した後、越の大社と崇められていた能登の羽咋にある氣多大社を、越中国府に近い現在地に勧請したともいわれている。
 盛時には越中一宮として境内の周囲に神宮寺である徳証寺をはじめとする大伽藍が並立していたと伝えられるが、寿永年間(1182年)に木曽義仲、天文年間(1532〜1554年)には上杉軍と二度の兵火で、ことごとく焼失したという。現在の本殿は、永禄年間(1558〜1569年)に再建されたと伝えられる。昭和6年1月19日に国の重要文化財に指定された。(以上、看板より)
 近くには勝興寺、万葉歴史館、越中国府跡などがある。富山市からは新湊大橋経由で行ってみるのもよさそうだ。

▼氣多神社本殿

▼階段

▼氣多神社本殿への道

▼大伴神社

 

 

 

 

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