カテゴリー: 富山の風景

広田用水記念公園(富山市)

広田用水にまつわる様々な碑    国道41号線「荒川東部」交差点から問屋町へ向かう陸橋の左下にたくさんの石碑があるのが気になっていて、今回初めて訪れてみました。  広田用水を記念した...

魚津城址、天神山城跡(魚津市)

上杉軍悲劇の籠城戦の舞台    魚津城と天神山城は、2009年の大河ドラマ「天地人」に登場し話題となった。  天正10(1582)年3月、柴田勝家、前田利家、佐々成政ら織田方の大軍が...

舟つなぎの椎(しい)の木(富山市)

富山県の代表的な椎の老木 ▲舟つなぎの椎の木。かつては、もっとこんもりとしていたそう。現在、富山市が年に1回程手入れをしているそう。忠魂碑が隣にあった頃は訪れる人も多かったそうだが、近年は大木...

雪見橋(富山市・いたち川)

藩政時代の「表の橋」  いたち川に架かる「雪見橋」は、慶安の頃(1648〜1651)に、富山藩初代藩主・前田利次が架け、以後、富山藩費で維持された。北陸道の重要な橋で、「大橋」とも、「表の橋」...

「全国疎水百選」認定 舟倉用水(富山市)

20年かけ完成  江戸時代後期、砺波郡内島村(現・高岡市)の十村(とむら)役(大庄屋に相当する役職)であった五十嵐孫作・篤好(あつよし)父子は、時の加賀藩主の開墾奨励により、水に恵まれず、不毛...

辺呂川(富山市婦中町)

六治古(ろくぢこ)伝承の地  辺呂川にまつわる伝承がある。この川の近くに六治古という男が住んでいた。貧しいが老いた母に孝養を尽くしていた。年の暮れ、母に食べさせる為、市に出て生きた鮭を買い、そ...

いたち川沿いの立山禅定道(富山市)

かつての立山登拝の道をめぐる  江戸時代の立山登山はずっと徒歩で行くのが普通だった。その道は幾筋もあったそうだが、主たるものはいたち川ぞいの道だったという。そこで、今回は、いたち川の取水口まで...

布市藩陣屋跡推定地(富山市)

江戸時代初期頃に8年間存在した藩  富山県内で、藩と言えば、富山藩や加賀藩だが、富山市布市一帯に、8年間だけ、1万石の布市藩が存在していたという。これは、慶長5(1600)年の関ヶ原の合戦の時...

木舟城跡(高岡市福岡町)〈稲葉山牧場・子撫川(宮島峡)の一ノ滝と二ノ滝〉

 木舟城は、1184年、前年に木曾義仲に従って倶利伽羅峠の戦いで活躍した豪族・石黒太郎光弘が築いた城と伝えられる。石黒氏は、戦国時代、砺波郡の有力国人領主に成長。石黒成綱は最初上杉方に従い、謙...